こんにちは、お読みいただきありがとうございます。 ケンジ(@gootablog)です。
僕はうつ病になった時に知識が全然ありませんでした。メンタルがやばくなる病気としか思ってなかったです。
そこから、
- うつ病ってどういう病気?どうなるの?
- 何が理由でうつ病になったの?どうやって回復したの?
- うつ病にならないような考え方を持つには?
などの疑問を持ったので、書籍やネットで調べました。
本記事はその際に参考になった書籍を紹介します。上のような疑問を持った方はぜひ読んでみてください。
目次
うつ病中に読んで参考になった本
うつ病の体験記・回復するまでの本
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
うつ病を患った作者が、他のうつ病経験者にインタビューをしてまとめた漫画。有名人、ゲームクリエイター、OL、教師など様々な仕事をしている人の経験談が書かれています。
どういう生活をして、どういう思考を続けていたらうつ病になったのか、そして上向くきっかけはなんだったのかなどがわかります。読んでみると、なるのも回復するのも理由は人それぞれなんだなと思いました。
うつ病九段
棋士の先崎学が多忙によってうつ病になり、将棋が打てない状態になってそこから回復していく様子を綴った体験談の本です。
思考が回らなくなったとか、回復するためには規則正しい生活と散歩など、実際にどういう生活をしてたかが詳細に書いてあり参考になりました。自分も思考が回っていない状態とか回復の過程が似ていてこの本に安心感をもらいました。
認知行動療法の本
心が晴れるノート
うつや不安を感じるたときに、それに向き合い乗り越えていけるような心の力を育てる認知療法という方法を解説している本です。
認知療法というのか凝り固まった考え方の癖を少しずつ修正していく精神療法です。
ストレスや不安があるときはどういう思考のゆがみがあるのかなどを解説していたり、それに対してどう対処していけばいいかを実践的に書いてあります。
この本はストレスや不安を感じた時、うつになっているとき、うつから回復した時、いつでも使うことができます。自分も回復してからも定期的に見直して、思考などを修正していきます。
自己肯定感や対人関係の本
嫌われる勇気
アドラー心理学を噛み砕いて説明している名著です。何年か前に人気になったので知っている人も多いと思います。
僕自身も数年前に購入して何度か読み返しています。
内容は大体わかっていますが、うつの心理状態で読み返すとまた理解が深まります。
- 人間関係の悩みはすべて対人関係の悩みである
- トラウマは存在しない
- 自分の課題と他者の課題を明確に分離する
など参考になる考え方が多いです。
僕は特に自分が選択した物事を他者はどう考えるかとか自分が考えても無駄なことばかりに時間をつかって悩んでいました。それは明らかに他者の課題だし、自分が介入しなくても良い問題です。この本を読むと他者がどう思うかは自分の問題ではない。仮にそれで離れていったとしてもそれはしょうがないことと割り切れます。
この本はこれからもずっと読み続けたい本です。おすすめ。
理論と事例でわかる自己肯定感
この本はエンジニアとして働いている方々が、自己肯定感とは何かということを論文などを参考にして解説している本です。元々、技術書典という同人誌のイベントで販売したものをネットでPDFとして販売しているものです。
まず自己肯定感とは?というところから解説しています。
自己肯定感は
- 自分に対して「とても良い」と思う気持ち
- 外的な結果や評価から生まれ、得られた結果が願望を上回る必要がある
- 自分に対して「これで良い」と思う気持ち
- 結果よりプロセスを実感していること
の2つから成り立ってる。そして自己効力感(やればできるという気持ち)というのも密接に関わり合っている。これらをバランスよく持つことで自己肯定感が高まる。ということなどが理論的に書かれていてわかりやすいです。そしてそれを高めるにはどうすればいいのか?だったり、他の人の自己肯定感の事例なども掲載されているのでイメージが付きやすいです。
敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感を上げる方法
他にも何冊か自己肯定感の本は読んだんですが強いて参考になったなと思うのはこれですかね。
自己肯定感は幼少期の環境に大きく影響しています。なので過去をつらいこと、家族関係を見つめ直し、そこからどう自己肯定感の高い日々を送るかというのが書かれています。
7日間の実践形式となっています。実際に自分で書いて振り返るので、他の本よりかは効果はあるんじゃないかなと思います。
まとめ:うつや、心について理解を深めるとちょっと楽になります
何も知らないまま治そうとするとつらいだけですが、体験談や構造などをしっかりと理解すればちょっと楽に生きられるようになりました。
ストレスを感じた時、心が疲労しているときに手にとって見てください