映画「サウナのあるところ」を見てきました。サウナで心を洗い流しましょう。

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サウナが生活の一部になってるくらいにはサウナが好きです。

ふとTwitterを見てたらサウナイキタイ(@sauna_ikitai)のツイートでサウナドキュメンタリーなるものが公開されると知りさっそく見てきました。

「サウナのあるところ」

サウナの本場、フィンランドで撮影された本格サウナドキュメンタリー(?)です。フィンランドで公開されたのは2010年くらいらしく、その後ロングラン上映したり賞も受賞したという映画です。

予告編

予告編は割とポップな感じじゃないですか。そんなイメージを持って行ったら予想と違い、ゴリゴリのドキュメンタリーで息を呑まれました。

サウナで若者からお年寄り、家がない人や軍人まで様々なバックグラウンドを持ったフィンランド人が蒸気ムンムンの中でひたすら自分を自身を見つめ直して心のそこから出てくる言葉で語るというのが終わりまで続きます。

語る内容は様々。夫婦のこと、子供のこと、友達のこと、家族のこと、人生のこと。人の数だけ悲しみや苦しみがあります。そういうものがテレビもないサウナなかで汗とともにゆっくり出てきて流れていくようでした。フィンランドでは「男は寡黙であるべき」という風潮があるようで、涙や感情を表に出さないことがいいとか。だからこそサウナで感情を出して、心を癒やし、洗い流してケアをするという心を開ける場なんだと思いました。

今振り返るととてもいい映画でしたが、見ている最中はちょっとブルーな気分になりました。いくら映画といえど、人の悲しい話や苦しい話を聞き続けるのはつらいです。でも、映画を終えると不思議とスッキリしてました。多分ロウリュ(サウナストーンに水をかけて蒸気を出すこと)のジュッって音で自分もサウナに入った気になったのかもしれません。

サウナはいいところ

自分もサウナに行くと嫌なことすべてが洗い流されてスッキリとした気持ちになります。心も体もしっかりと整うのでサウナはいいところです。

この映画では街のサウナの他に車や電話ボックスみたいなやつ、トラクター、テント、何でもサウナにしてて本場はやっぱり違うなーと思いました。そんなフィンランドにいつかサウナを入りに行きたいという思いが強くなりました。

とても良い映画だったので、サウナ好きの人は見に行ってみてください。あまりサウナに行ったことない人は近場のサウナに行ってしっかりサウナと水風呂のセットを3回やってみてください。良さがわかると思います。

サウナのあるところ

日本でサウナの聖地と呼ばれるところに行ったときの記事を貼っておくので良かったらこちらもどうぞ

-> サウナの聖地、静岡「しきじ」に行ってきた

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