こんにちは、お読みいただきありがとうございます,
Ken(@gootablog)です。
治療中は副作用で食欲が落ちて、普通の食事ができない期間もあって辛かったです。でもその分食欲が戻ってきた時は好きなものを食べようって心に決めてました。そうすれば精神的なつらさはプラマイゼロになるって思ってました。気づいたらめちゃくちゃ太ってましたけどね。
目次
リンパ腫があったときは体重がちょっと減ってた
ガンはブドウ糖などエネルギー源にしているから、よく体重が急激に落ちるとか聞いたことがありました。芸能人とかでもすごいげっそりして亡くなった人とかいたし。
実際にリンパ腫があった時は体重が減ってた。普段の体重の−3キロくらいかな。そのせいで痩せていたし、急激な体重増加をしたことはなかったから太りはしないだろうと思ってた。
ですが、治療をして2クールが経過するとリンパ腫はほぼ消えていたので、今まで大量に消費していたエネルギーの行き場が消えました。
食欲不振からの反動がすさまじい
抗がん剤の副作用で吐き気・食欲不振がかなりきつく出てきます。点滴後4日くらいはまともな食事ができず、ゼリーとかお粥とかの優しいものを頑張って食べていました。
吐き気・食欲不振が収まってくると、食べられなかったぶん食欲が増大。ここで食事量を調節できれば良かったのですが、治療頑張ってるんだからおいしいものたらふく食べようって考えてたのでセーブすることは無理に近かったです。
食欲が戻ったら、ラーメン二郎食べよう、とんかつ食べよう、ハンバーガー食べよう、甘いもの食べよう、ポテチ食べよう、あれ食べよう、これ食べよう。ってひたすら食べ物のことを考えて生活してました。もう食事が1つの楽しみになってたし、生きがいでした。
気づけばコンディションが戻って次の治療の日までは、朝昼晩の食事をしっかり食べて間食は必ず食べるという食生活のリズムが確立されていました。しかも定期的にしてたランニングなどもできなかったので、どんどんエネルギー積み重なり、肥満に拍車をかける形に・・・。
全て治療が終わるとさらに食欲増大
治療期間でさえ食べていたのに、全ての治療が終わったらもっと美味しいもの食べて、美味しいお酒飲もう(治療中もちょっとだけ飲んでました)って決心しました。
良くなったから友達とご飯に行ったりを繰り返しました。治ってからは治療中のときみたいに、食べられない期間はないのでエンドレスに食べることに夢中になるよね。
気づけば10キロ太っていました
最終的には治療中から太り始めて、治療期間が終わって1ヶ月後に測ったら、10キロも増加していました。
顔はふっくらしてるし、お腹が出てたし、肥満体型。階段登ったり、自転車漕ぐとすぐ疲れる。ランニングで自分の体重を支えきれなくて膝痛くなる・・・。しまいに久々にはくズボンのウエストがめちゃくちゃきつくなってる・・・。このときやっとデブになってしまったと思いました。
でも後悔はしてません。よくよく考えると、治療辛いんだから、自分の好きなもの食べて飲んでたほうが幸せだし少しでも楽にならない?って思います。結果太ってしまったけど、食事がある意味救いになってましたからOK。
治療後は健康のためにも体を絞ることにしました。
治療後は健康面からも減量のためにも食事に気をつかうようになりました。炭水化物は取りすぎない、ラーメンはあまり食べない、ポテチとかコーラとか太りやすいものは食べないようするとか。厳しく制限していたりはしていません。食事は楽しいし、ストレスをかけるとよくないので。
運動も定期的にするようにしています。筋トレ、ランニング、部屋では体幹トレーニング。治療中に治ってからはフルマラソンに出ようと決めたのでそのためにも練習をしています。
この2つを考えて生活をしていたので、3ヶ月くらいでほぼ元の病気前の体重に戻りました。病気前と比べると引き締まった体になってたので、ちょっとうれしい。
治療中は好きなことを好きなだけしましょう
治療は本当につらい。こんなことをひたすらやっていくのかとか、なんで自分がとか、いろんなことを常に考えてしまいます。精神的にも体力的にもつらくなってきます。
例えば治療中に治療後太ってたらやだとか、先のことを考えてもしょうがないです。今を乗り越えないといけないから。乗り越える力になるんなら好きなことを好きなだけやりましょう。