【リンパ腫闘病記】リンパ腫と診断されるまでに受けた検査

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こんにちは、お読みいただきありがとうございます。
Ken(@gootablog)です。

僕はリンパ腫と診断されるまで約2カ月半かけて検査を受けました。今回はどんな検査を受けたのか書いていきます。

最初の病院での検査

  • レントゲン
  • CT検査
  • 血液検査
  • 結核検査

最初は家の近くの病院で上の項目の検査を受けました。

健康診断で肺に異変があるってことだったので、結核の検査もしました。結核の検査は確か注射して採血。この時に自分の予測では、肺気胸関連の病気、結核、サルコイドーシスという病気あたりなのかなぁと勘ぐってました。

大学病院での検査

  • 触診
  • レントゲン
  • CT
  • CT(造影剤)
  • 心電図
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 生検(首元に注射・生検)
  • 内視鏡(胃・大腸)
  • PET-CT
  • 骨髄検査

 

大学病院を紹介された時に、最初の病院で検査をしたデータを持っていきましたが、また最初から検査をし直しました。

まず触診をして首元の部分にしこりを確認し、レントゲン・CTではっきりと視認できる腫瘍を確認し、血液検査の一つである、腫瘍マーカーという項目でリンパ腫になると上昇する数値の上昇などが見て取れたので、リンパ腫の可能性が高いと判断されました。

生検をする

生検とは病変(がん細胞と疑われている細胞)を切り取って顕微鏡なので病理検査をすることです。そうしてリンパ腫のどのタイプということが診断できます。

僕の場合は首元のしこりのある部分に注射をしてリンパの細胞を取りました。首元に注射なんて初めてだったんですが、めちゃくちゃ痛かったです。

そして生検のために手術も行いました。4~5日ほど入院をして首元を切ってシコリの一部を摘出。切られた部分は首元のシワの部分で、長さは2センチくらいの一本線で切って摘出されました。首元だったので部分麻酔か全身麻酔どちらでもいいと言われましたが、部分麻酔だと、首を30分ほど曲げていないといけないと言われたので全身麻酔にしました。麻酔が入った瞬間に落ちるのであっという間でした。でも術後は麻酔が解けてもぼーっとして身動きが取れなかったのが辛かったです。

ステージを判別するための検査

確定の診断をする前に、リンパ腫がどの部分まで広がっているのか、どの部位にできているのかを的確に見るために、内視鏡(胃・大腸)・PET-CT・骨髄検査を行いました。この3つが診断までの検査のなかで一番過酷でつらい検査でした。

内視鏡

内視鏡は上からも下からも体験しました・・・。内視鏡は年をとるにつれて誰しもが通る道だと思っていましたが、こんなに早く体験する日が来るなんて。つらいすぎて二度とやりたくないです。

PET-CT

PET-CTは放射能を含む薬剤を使用して行う検査です。体内にその薬剤を入れてCTを撮るとがんや腫瘍がどこにどのくらいの大きさでできているのかなどの情報を知ることができます。また、レントゲンや普通のCTでは見つけにくい初期のがんなども発見しやすいと言われています。難点としてはとても高いことです。健康診断でやると10万円を越します。がんやその他PET-CTを使用してみないと確定できない病気の疑いがあるときは保険を適用して3万円前後で検査ができます。

このPET-CTという検査はじっと静止することが多かったのである意味大変でした。薬剤を体内に入れて1時間何もないところで安静。そしてCTで撮影するときは20分から30分間ほど撮り続けます。その時に動くとだめなので手と足をバンドで巻かれて身動きが取れない状態で撮影しました。撮影後も30分から1時間安静にしていないといけないのでなかなか疲れる検査でした。

骨髄検査

リンパ腫は血液がんなので、血液を作っている骨髄までリンパ腫のがん細胞が侵食しているかを調べるのが骨髄検査です。

注射より太い針で胸骨か腸骨に針を指して骨髄の一部組織を採取し、検査します。実際は麻酔をかけて行いますが、太い針が骨まで到達してその硬い骨から組織を取るのでゴリゴリやられました。正直麻酔をしていてもちょっと痛かったし、骨まで達してるので変な感じがしました。

これらの検査を経てようやく確定

2ヶ月半ほどかかりこれらの検査をやりました。大学病院なので、予約をとるのも一週間に1日とか、この検査の結果をみてこの検査をしようなどという場合もあったのでとても長くかかりました。

そしてようやくホジキンリンパ腫のステージ3と診断されました。ここから治療の始まりです。

リンパ腫

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