こんにちは、お読みいただきありがとうございます,
Ken(@gootablog)です。
今回は抗がん剤、ABVD療法に伴う不妊検査について書いていきます。
目次
ABVD療法を行うと不妊になる可能性があります。
ホジキンリンパ腫ではABVD療法という抗がん剤治療が一般的かと思います。ABVD療法を行っていくと男女ともに一般的には不妊の可能性があります。しかしABVD療法では治療中に一時的な無精子状態にはなるが元に戻ると言われています。ですので不妊になる可能性は低いです。
少しでも可能性があるなら保存をすべき
ですが子供を授かっていない人にとって、低い可能性でも不安が残ります。なので男性の場合のほとんどは精子の冷凍保存をすることを勧められます。ですので僕も例に漏れず冷凍保存をしました。
治療後の不妊検査は期間を置いてから行います
治療後、まだ体には抗がん剤が残っていたり影響を残していたりするので、完全に体が治療前みたいに元気な状態になるまで期間を置きます。
僕の場合は最後の治療から8ヶ月ほど経ってから行いました。禁欲を少しして、容器に入れて持っていって後日検査結果を聞くというか簡単な検査です。
結果は正常。良かったです
不妊になる可能性が低いとは言われていますが、少しでも可能性が残っていると結果を聞くまで不安になります。
検査項目はいくつかあるのですが、どれも正常値だったので安心しました。これでやっと治療の全てが終わったなという感じです。あとは、完全寛解を目指して経過観察を行っていくだけです。
問題は冷凍保存をどうするか
検査の結果が正常だったので、これで安心して破棄できると思ったんです。でも、他の人ってどうしているのかなって気になったので先生に「正常値だった人はどうされることが多いんですか」って。そしたら「治療が終わってもこの先急に不妊症状になる可能性もあるし、何があるかわからないからそのまま残しておく人が多いですよ」との答えが。
これを聞いた瞬間自分もどうしようか迷ってきました。後天的に不妊になるとはあまり考えていなかったし、自分がそうなる想像もそんなにしていないので残すべきか破棄するべきか。残すにしてもお金がかかるのでそれも悩みどころ・・・。
どうするかはもう少しかんがえることにしました
僕のかかりつけの病院は、年度単位で管理を行っています。なので先生からは
3月までゆっくり考えて決断してくれればいいよと言われたので考えてみます。
今のところ保存にも定期的にお金がかかるので破棄する方向で考えています。が、こればかりはどっちにするかはまた迷いそう。